大阪市・港区はベイエリアの一角を占める地にあり、市内有数の観光スポットが点在しています。
かつては数多くの小島から三角州が広がり、江戸時代に入り新田開発が進められ、現在の港区の原型ができました。
JR環状線や地下鉄・中央線が区内の主要アクセスで、起点となる弁天町駅周辺は高層のホテル・マンションも立地しています。
港区を代表するスポットは地下鉄・大阪港駅が最寄り駅となる「海遊館」です。
国内には数多くの水族館があり、地域独自の海の生態が鑑賞できますが、ここ海遊館は環太平洋の海の生態をみることができる点です。
なかでも巨大な水槽は見どころで、同館のアイドルとも言えるジンベエザメをはじめ、北太平洋から日本近海まで太平洋に生息する海の生き物が鑑賞できます。
また、海遊館周辺はマーケットプレースとして整備され、一大アミューズメントスポットとなっている他、併設する世界最大級の巨大観覧車があり、市街はもちろん、遠くは神戸の夜景など大阪周辺の景色を一望できます。
港区には大阪市が日本一低い山として登録している築山の天保山があります。
標高は5mにも満たないのですが、地元で組織された山岳会が有料ながら登山証明書を発行する、立派な山です。
周辺は天保山公園として整備され、区民の憩いの場になっています。
かつて大坂と呼ばれた時代には海運の出入口として発展を重ねてきた港区は、物流の拠点としての顔を持つ他、市内随一の観光スポットへと変貌を遂げています。