大阪市の南端に位置する住之江区は大阪南港・フェリーターミナルを控え、海上交通の玄関口と言える区です。
街の成り立ちも古く、江戸時代の新田開発を契機に街の発展が進みました。
住之江区の主要アクセスは地下鉄・四つ橋線と、区の東側を走る南海本線・阪堺電軌があり、
難波・梅田へも足を運びやすいことから、現在もベッドタウンとして注目されています。
住之江区のスポットは南港エリアと住吉大社です。
住吉大社は住吉区にあるのですが、住之江区からも近く、初詣の時期は関西で最大での参拝客で賑わうところです。
海運の神様として信仰を集め、地元では「すみよしさん」などの相性で親しまれています。
また、南港エリアには大阪では最大規模の収容人数を誇るインテックス大阪があります。
国際見本市や大規模なイベントの多くは、このインテックス大阪で開催されています。
この他にも複合の商業施設としてATC「アジア・トレーディング・センター」があり、こちらでも数多くのイベントが開催されています。
また、南港や野鳥観察のスポットとしても知られ、南港野鳥園は海鳥や干潟に集まる野鳥の観察スポットになっています。
南港のアクセスは地下鉄・四つ橋線から伸びるポートライナーがあり、アクセスも便利です。
住之江区は南港にもニュータウンが建設され、海沿いにも住宅街が広がっています。
かつて住吉詣や紀州街道の重要路として栄えた歴史を史跡や名所に残しながら、南港など新しいエリアが同居する魅力ある街へと進化を続けています。